Sweet*animaL
そう言ったパパは素早く食事を終わらせて、再び新聞を読み始めた。


あたしも朝食を終えて、カバンを持って家を出た。




今日からあたしが通う狩矢学院は小中高、大学までもが同じ敷地にある超マンモス高だ。


昨日通った商店街を抜けて、自宅から徒歩で20分。


少し高台にあるその学院の正門は、びっくりするほど立派だった。


同じ制服を着た生徒たちの間をくぐり抜け、あたしは職員室に向かった。


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