Sweet*animaL
ほんとだ。


再度この学校の広さに目を剥いているあたしに真白が続けた。


「林って言うか、森のような広さがあるから、ミイコは無闇に入らないほうがいいよ。それにお化けの木もあるし…」


「お化けの木?」


「うん」


頷いた真白は少し真剣な顔で続けた。


「枝が凄くおかしく伸びた大きな木のことなんだけどね、そこは今、暁先輩と鷹城先輩のお気に入りの場所だから」


あたしは頭に?を浮かべた。


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