Sweet*animaL
あたしが首を傾げると「そうだ」と頷いた。


なんか、納得だ。


いままで大学生、くらい年の離れた男子と関わることはなかった。
周りの同世代の男子とはやっぱり違う。


鈍いあたしにはわからないけど、大学生ともなると、纏う空気がちがってくるのかもしれない。


「……その瞳のせいかなぁ……」


いままで出会った誰よりも威圧って言ったら聞こえは悪いけど、グッと濃いをオーラを漂わせてる。


気がする。


「瞳?」


ほら、また。


きょとんとした顔で瞬きした暁先輩。
その瞳はまるで引力があるようにあたしをひきつけた。


もっと近くに、この人を知りたい。


そう思った、けど


ふわっと優しい風が吹いたと同時に眠気がこみ上げてきた。


あ〜、今日は絶対昼寝日和。


「どうした?」


尋ねる声に手を振る。


違うの……眠いだけ










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