Only You
-翌日-


ついに19歳の朝を迎え、俺は駅前にいる。


「おーっす、おめでとっ!!」


千夏ではなく友達の啓太が祝ってくれた。


「さんきゅー。」


「でも何で千夏ちゃん誘わなかったの?」


そこには触れるな…。


「…誘ったけどドタキャンされた。」


相当イタいな、俺。


こんな日に啓太と2人で遊ぶなんて…。
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