嵐の如く~俺様ヤンキーX最強姫+龍・飛翔編~
「遅いっ~の…俺の顔を見てバレたようだ…佐波」


「!!?」


私は顔を上げて、透兄貴の方を見つめる。


透兄貴は私と同じように顔を隠すようにテーブルに突っ伏せていた。


私は立ち上がり…透のテーブルに向かう。


「透…」


「…やっぱ…佐波か…あのもやし君とファミレスデートか?」



透兄貴は顔を上げて、バツの悪そうな表情で私を見つめる。


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