嵐の如く~俺様ヤンキーX最強姫+龍・飛翔編~
気が付くと…俺はソファーに転がっていた。


壁も床も剥き出しのコンクリート。


無機質な場所。外気を遮るガラスもなかった。


「ここは…??」


俺は…体を起こすが…全身が痛みで悲鳴をあげそうだった。


「……気が付いたのか?」


「お前は??」


「俺は依吏…ボスからの伝言だ…」


「ボスって??」


俺を救ってくれたのはこいつのボスか??


「今日からお前の名前は透夜だ…。暴走族グループ『黒龍』の総長だ」

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