嵐の如く~俺様ヤンキーX最強姫+龍・飛翔編~
「……トーヤから…連絡はないのか?」
「え、あ…うん…」
「トーヤはすべて知っているのか?」
「……知らない…。でも…知ってしまったかもしれない…」
だから…私を避けている…。
私はそんな気がし始めた。
葉月さんからすべてを知って祐斗は…私と接触することに躊躇している…。
私たちを取り囲む…全てのモノがフクザツに絡まり合った。
更に…人の欲望とか憎悪とかを…孕み…いっそ絡まりは拗れを見せ始めた。