嵐の如く~俺様ヤンキーX最強姫+龍・飛翔編~
龍の血脈
☆人質~トーヤver.~
俺は…葉月に拉致られ…依吏とシバの監視のもと何処かの部屋に閉じ込められていた。
俺の手足には手錠を掛けられ、自由を奪われていた。
ベットに横たわり…俺はソファーに座る依吏とシバを見つめる。
「俺をマフィアのドンにするクセに随分な仕打だな…」
ケータイも奪われて…佐波にも連絡が取れなかった。
「…トーヤさんが…佐波さんを連れて来るのを断るからですよ~」
シバがいつもの屈託のない笑顔で返す。
「……」
俺が佐波を連れて来るのを拒んだことから…始まった。