嵐の如く~俺様ヤンキーX最強姫+龍・飛翔編~
 私は仕方なく苺オーレを口にする。


 「……君が…本当に…トーヤさまの恋人で『紅龍』の女か?」


 「そうだけど…」


 「……にしては…地味だな…。もう少し…華があったと思ったが…」


 「……変装してるだけ…」


 紫岐って何か…失礼なヤツ…。


 でもトーヤと瓜二つの顔に私は目が離せない…。


 「……」


 紫岐はケータイを見つめた。

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