嵐の如く~俺様ヤンキーX最強姫+龍・飛翔編~
 「……紫岐って…ひねくれ者ね~」


 「ひねくれ??何だ?それは?」


 「……可愛くないってこと」


 「…へぇ~っ…でもあまり憶えても…使用しない…日本語だな」


 「じゃんじゃん食べて下さい!!紫岐さま」


 親父さんがみずから極上の肉を皿にてんこ盛りで持って来る。


 「そうだ!!食え!!」


 芳兄貴が紫岐の皿に焼けた肉をトングで入れる。


 「そうそう」


 私も今までに味わったことのない上質のカルビ肉を口に頬張る。


「佐波さま…食後のデザートは何にします?」


 親父さんは私にまで気を遣った。
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