嵐の如く~俺様ヤンキーX最強姫+龍・飛翔編~
 「そうね~何にしよう!?」


 私はメニュー表を開いて、デザートを選ぶ。


 「チョコパ、美味しそう~♪」


 隣の紫岐も…じ~っと紫紺の瞳で私と同じ方向を見つめた。


 「紫岐も食べる?」



 「え…あ…いや…お、俺は……男だから…いらない」


 紫岐はいきなり声を詰まらせた。そして…プイッと顔を逸らしてビールを飲む。


 「じゃあ~チョコレートパフェ…食後にお願いします♪」



 「畏まりました」


 親父さんは部屋を出て行った。



 「佐波さまはお、お好きなんですか?チ、チョコ…」


 
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