嵐の如く~俺様ヤンキーX最強姫+龍・飛翔編~
 その一角の白亜の高い塀と門扉に囲まれた屋敷に車は入って行った。



 塀の周りにはたくさんの黒服の男性たち。



 ここがどうやら『黒龍』のドンの住む俺の叔父の江徳氏の屋敷らしい。



 「降りてください」


 葉月は先に降りて、車のドアを開けた。


 いつもの執事スタイルの葉月。


 でもそれが仮の姿とは俺は夢に思わなかった。



 葉月がマフィアの幹部だったとは……。

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