君想詩

お願い


今忙しかったらって
今勉強してたらって考える
アドレス帳の一番上
押せなくて指躊躇った

もし嫌われたらって
もし面倒がられたらって不安になる
何度も読み返すメール
書き直しばっかりしてた

好きすぎて好きすぎて
戸惑いが膨らんで何も言えないんだよ
私なしでも平気な君は
わからないでしょ?
好きすぎて好きすぎて
「淋しい」も「会いたい」も言葉につまるんだよ

ねえお願い
嫌わないで飽きないで
私を少しでも愛して
傍で笑ってなんて言わないから
一人の時 私を思い出して

少しでも少しだけでも
会いたいと望んでほしいんだよ
夢ですら会えない君は
わからないでしょ?
一度でも一度だけでも君に求めてほしいんだよ

ああお願い
嫌わないで飽きないで
私を少しでも愛して
夢の中でくらい 私に会いにきて

少しだけでいいから
私を求めてほしいんだ
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