~失恋少女と爽やか少年~
心結が屋上に行ってから……
「彼方くんに何かあるの?」
「彼方には忘れられないやつが居るんだよ…」
「そうなの(;□;)!!じゃあ心結は振られるってことじゃない」
「多分……。」
「それを早く言ってよ(`□´)」
「でも心結なら彼方の心の中に入って行ける気がするんだ」
「どうして?」
「心結ってさぁ明るくて何事にも真っ直ぐでそんじゃそこらの事ではへこまないじゃん。彼方に振られたとしても絶対諦めないと思うんだよね…だから心結にはがんばって欲しいんだ」
「へぇー夕陽がそんなこと言うの初めて聞いたわぁ。そうよね心結は振られても諦めないないわよね」
「まぁ見守って行こうぜ。心結を」
「そうね。彼方くんが忘れられないない子ってどんな子だったの?」
「心結とは正反対な子でさぁ…加藤桃菜って言ってクラスでもおとなしい女の子で真面目でみんなが嫌がることを進んでやる子でさぁ…。そんなとこに惚れたんだと思うんだ。彼方が加藤に告白して付き合うことになったんだけど…。」
「女子のいじめの対象になったのね」
「そうなんだ。でも彼方はいじめられていること知らなくて…その1週間後に加藤が転校したんだ。それで初めていじめられているってこと知ったんだよ。彼方は自分を責めた。なんで気付いてあげられなかったって……。それから彼方は誰とも付き合わなくなったんだぁ…」
「そうなことがあったの…」
「このことは心結には内緒にしておいて」
「なんで?」
「彼方が心結に言わないと意味がないだろう」
「まぁそうね。夕陽が友達想いだったのが以外だったわぁ笑」
「日和、俺のことどう思っていたんだよ?」
「ただのバカ?」
「なんだよ(ToT)日和、俺のことずっとそう思っていたのかぁ(>_<)」
「嘘よ嘘(`▽´)」
「じゃあどう思ってるんだよ?」
「私は夕陽が大好きっっチュッ」
日和は夕陽にほっぺにキスをした。
「バッバッバーカ///」
その頃心結は…