小さな恋【完結】
ドクンっと心臓が一度ジャンプする。


2年ぶりの電話。電話越しから届くその声は、以前とは全く違っていた。



一言目はいつも『真依子か~?』だったのに。


画面にあたしの名前が表示されてるのに、絶対確認とったよね?


何で確認取るのかって聞いたら、『真依子が好きだから』なんてよくわからないこと言ってた大知。


だけど、もうそう言ってはくれないんだね。
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