小さな恋【完結】
「いい夢見てるのかな……?」


ベッドの中で少しだけお喋りをすると、唯ちゃんはいつの間にか眠っていた。


小さなベッドの上で寝息を立てている唯ちゃんのおでこを優しく撫でる。



部屋の窓は開いているのに生ぬるい風しか入ってこない。


お腹を出して寝ている唯ちゃんに薄手のタオルケットを掛けると、あたしは唯ちゃんの部屋を後にした。

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