小さな恋【完結】
「あの子の彼氏、付き合ってみるとろくでもなかったけど?手に入れた途端、めんどくさくなってすぐ捨てたけどね」
「モエがあんたに裏切られてどんな気持ちだったか分かってんの?」
「さぁ?ていうかさぁ、友達なんてうまく使えば良いじゃん。都合のいい時だけ利用すればさ。ね?真依子ちゃん?」
突然話を振られて面食らっていると、繭ちゃんは口の端をクイッと持ち上げて笑った。
「真依子ちゃんが大知のこと好きだって知ってたよ?だから、わざと紹介してって頼んだの。あの時の真依子ちゃんの顔……思い出しても笑えるよ」
「繭ちゃん……」
「あんた達、ウザいんだよね。中学からの仲だかなんだか知らないけど。友達なんて信じるだけ無駄じゃん?」
フンッと鼻で笑いながらそう言い放った繭ちゃん。
あたしは拳をギュッと握りしめた。
「モエがあんたに裏切られてどんな気持ちだったか分かってんの?」
「さぁ?ていうかさぁ、友達なんてうまく使えば良いじゃん。都合のいい時だけ利用すればさ。ね?真依子ちゃん?」
突然話を振られて面食らっていると、繭ちゃんは口の端をクイッと持ち上げて笑った。
「真依子ちゃんが大知のこと好きだって知ってたよ?だから、わざと紹介してって頼んだの。あの時の真依子ちゃんの顔……思い出しても笑えるよ」
「繭ちゃん……」
「あんた達、ウザいんだよね。中学からの仲だかなんだか知らないけど。友達なんて信じるだけ無駄じゃん?」
フンッと鼻で笑いながらそう言い放った繭ちゃん。
あたしは拳をギュッと握りしめた。