小さな恋【完結】
心臓がドクンと不快な音を立てて鳴り始める。
「大知も真依子も、いい加減自分の気持ちに正直になりなよ!!見てるこっちがイライラする!!」
「大知……それ……本当なの?」
本当に繭ちゃんと付き合ってないの?
それなら、どうして嘘ついたの?
「あぁ。あいつとは付き合ってない。つーか、俺、真依子と別れてから誰とも付き合ってないじゃん」
大知の口から飛び出した信じられない言葉。
頭の中に浮かぶのは『なんで?』という言葉ばかり。
「それならどうして、繭ちゃんとずっと一緒にいたの?どうして休み時間の度に、繭ちゃんの席にきてたの?」
「それは……――」
大知がそう言いかけた時、りっちゃんが「はい、ストップ!!」と声をあげた。
「大知も真依子も、いい加減自分の気持ちに正直になりなよ!!見てるこっちがイライラする!!」
「大知……それ……本当なの?」
本当に繭ちゃんと付き合ってないの?
それなら、どうして嘘ついたの?
「あぁ。あいつとは付き合ってない。つーか、俺、真依子と別れてから誰とも付き合ってないじゃん」
大知の口から飛び出した信じられない言葉。
頭の中に浮かぶのは『なんで?』という言葉ばかり。
「それならどうして、繭ちゃんとずっと一緒にいたの?どうして休み時間の度に、繭ちゃんの席にきてたの?」
「それは……――」
大知がそう言いかけた時、りっちゃんが「はい、ストップ!!」と声をあげた。