小さな恋【完結】
「これから先、何があっても、真依子を離さないから」


「あたしも、大知から離れないよ?」


「当たり前だろ?ようやく手に入れたんだから」


「大知……」


「どんだけ時間かかったと思ってんだ。これからはずっと一緒だからな!!」


大知は照れ臭そうに言った後、あたしの頬にそっと手を添えた。
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