小さな恋【完結】
「嫌だった……?」


「そんなはずねぇだろ。すげぇ嬉しいから」


不安になって聞くと、耳元で大知の照れ臭そうな声がした。



「それならさ、約束してくんない?」


「約束?」


「そう。距離は離れても……気持ちだけは離れていかないって」
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