小さな恋【完結】
「でも、まぁいいんじゃね?このネックレス見たら、お互いのこと思い出せるしさ」


「だね」


互いに首に付け合うとあたしは指先でそっとネックレスに触れた。


このネックレスをつけている限り、あたしと大知は繋がっていられる。


「ありがとう、すごく気に入ったよ」


「俺もすげぇ気に入った。ありがとな」


目を見合わせてニコリと笑うと、幸せな気持ちになった。
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