ネコ専務シリーズ
ちょっとした広場について、ネコ専務は
そこでシロを遊ばせた。
この広場の辺りに住んでいるノラネコ
たちと、シロは仲が良い。
「いいなあ、お前は。あれがお前の飼い
主だろ?」
とノラネコの一匹、ヴェリサウス・アニ
オノラーラ(ノラネコの本名はこんな
名前が多い)が言うのに、シロは、
「まあね。でもあの人は、基本的には
立派な人なんだろうけど、けっこう
だらしなくて、見てると面白いわよ」
なんてことを言っているのだった。
「シロちゃん、キツイね(笑)」
とヴェリサウスは苦笑したが、シロは
そう言いながらも、ネコ専務のことが
大好きなのである。
そろそろ陽も傾いてきた。
「シロ、帰るよー」
ネコ専務に呼ばれたので、シロは、
「じゃあ、またね」
とノラネコたちに言って、ネコ専務の元
へ、トコトコと走っていったのであった。
おしまい
そこでシロを遊ばせた。
この広場の辺りに住んでいるノラネコ
たちと、シロは仲が良い。
「いいなあ、お前は。あれがお前の飼い
主だろ?」
とノラネコの一匹、ヴェリサウス・アニ
オノラーラ(ノラネコの本名はこんな
名前が多い)が言うのに、シロは、
「まあね。でもあの人は、基本的には
立派な人なんだろうけど、けっこう
だらしなくて、見てると面白いわよ」
なんてことを言っているのだった。
「シロちゃん、キツイね(笑)」
とヴェリサウスは苦笑したが、シロは
そう言いながらも、ネコ専務のことが
大好きなのである。
そろそろ陽も傾いてきた。
「シロ、帰るよー」
ネコ専務に呼ばれたので、シロは、
「じゃあ、またね」
とノラネコたちに言って、ネコ専務の元
へ、トコトコと走っていったのであった。
おしまい