ネコ専務シリーズ
一週間後、ネコ博士からネコ専務のとこ
ろに電話がかかってきて、言うには、
「兄さん、これ、面白いよ!兄さんに
文才があるなんて、今まで気づか
なかったな。
これなら、出版社に見せてもOKを
くれると思うよ」
とのことであった!
半年後、この本「欧亜疾走伝」は無事
発売されたが、元々の旅の体験の面白さ
に加え、
ネコ専務独特の、ひょうひょうとした
文体が醸し出す不思議な読後感がある
ことによって、本はかなりの評判となっ
て、ネコ専務はかなりの印税収入を得る
ことができたのだった。
そしてネコ専務は今、その印税収入を
元にして、今度は南北アメリカ大陸横断
のバイク旅行を計画中である。
旅行記の出版もすでに内定していて、
「南米北米疾走伝」と、本のタイトル
まで早々と決まっているのだった。
ちなみに、出版の際のペンネームは
「念光寺四朗」(ねんこうじ・しろう)
としたが、これは、ネコ専務が尊敬する、
往年のプロサッカー選手・シロネンコの
名前をもじって付けたものだという。
おしまい
ろに電話がかかってきて、言うには、
「兄さん、これ、面白いよ!兄さんに
文才があるなんて、今まで気づか
なかったな。
これなら、出版社に見せてもOKを
くれると思うよ」
とのことであった!
半年後、この本「欧亜疾走伝」は無事
発売されたが、元々の旅の体験の面白さ
に加え、
ネコ専務独特の、ひょうひょうとした
文体が醸し出す不思議な読後感がある
ことによって、本はかなりの評判となっ
て、ネコ専務はかなりの印税収入を得る
ことができたのだった。
そしてネコ専務は今、その印税収入を
元にして、今度は南北アメリカ大陸横断
のバイク旅行を計画中である。
旅行記の出版もすでに内定していて、
「南米北米疾走伝」と、本のタイトル
まで早々と決まっているのだった。
ちなみに、出版の際のペンネームは
「念光寺四朗」(ねんこうじ・しろう)
としたが、これは、ネコ専務が尊敬する、
往年のプロサッカー選手・シロネンコの
名前をもじって付けたものだという。
おしまい