ネコ専務シリーズ
「ロルバンとアルナロスの激突が近いな」
暖炉のはぜる音が冷たい空気に響く、
深い山中の館の、広い居間の大テーブル
で、差し向かいでドラリン産のナルゴ酒
を飲み交わしながら、ガイア・ウォール
はクルスに言った。
その一言でクルスは了解した。
「今回たたくべき国はアルナロスの方だ。
オレの出番だな。
カンビタイを2人連れていくぞ」
その夜は、何千何万もの星々が天上に
あり、3つの月のうち2つが満月となっ
て山脈を輝かせる、霊妙な一夜であった。
おしまい
暖炉のはぜる音が冷たい空気に響く、
深い山中の館の、広い居間の大テーブル
で、差し向かいでドラリン産のナルゴ酒
を飲み交わしながら、ガイア・ウォール
はクルスに言った。
その一言でクルスは了解した。
「今回たたくべき国はアルナロスの方だ。
オレの出番だな。
カンビタイを2人連れていくぞ」
その夜は、何千何万もの星々が天上に
あり、3つの月のうち2つが満月となっ
て山脈を輝かせる、霊妙な一夜であった。
おしまい