ネコ専務シリーズ
「なんだ、宗教か」
チラシは、「生命の波動」(いのちの
はどう)とかいう、聞いたこともない
宗教団体の勧誘だった。
どんな面白いチラシかと思いきや、2人
にとっては少々期待外れのものだった
ので、ネコ専務は右側に立つ美しい男女
に、軽く会釈してそのまま通り過ぎよう
としたが、三毛ネコの美少女は、
「1分ください、絶対お得ですよ」
と青い目をキラキラさせて引き留める。
その様子に、おや?と何か感じるものの
あったネコ専務は、一応彼女の話を聞い
てあげることにした。
18歳くらいに見える、三毛ネコの
美少女は話し出した。
「私たち《生命の波動》は、全然怪しく
ない、素敵な宗教です。
私たちの先生は、《横島先生》って
いうんですけど、全然よこしまじゃ
ないんですよ!」
チラシは、「生命の波動」(いのちの
はどう)とかいう、聞いたこともない
宗教団体の勧誘だった。
どんな面白いチラシかと思いきや、2人
にとっては少々期待外れのものだった
ので、ネコ専務は右側に立つ美しい男女
に、軽く会釈してそのまま通り過ぎよう
としたが、三毛ネコの美少女は、
「1分ください、絶対お得ですよ」
と青い目をキラキラさせて引き留める。
その様子に、おや?と何か感じるものの
あったネコ専務は、一応彼女の話を聞い
てあげることにした。
18歳くらいに見える、三毛ネコの
美少女は話し出した。
「私たち《生命の波動》は、全然怪しく
ない、素敵な宗教です。
私たちの先生は、《横島先生》って
いうんですけど、全然よこしまじゃ
ないんですよ!」