ネコ専務シリーズ
「たんぽぽ」 星利花さん・作


まぶしすぎる
太陽の光に
目を細めながら


スズメの
チュンチュンと
可愛らしく
鳴く声で


いつも
気持ち良く
目を覚ます



ブラックのコーヒー
を一口飲み


新聞を片手に
一分で
今日のニュースを
頭の中に
たたき込む


トースターで
焼いた
パンを
忙しそうに
かじりながら


シロの
朝ごはんを
作る



なぜ
いつも
こんなに
忙しい


まんまるで
キュートな
大きい
目が
ぐるぐると
回りそうなぐらい

なぜ
僕は
忙しいのか

(つづく)




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