ネコ専務シリーズ
ネコバンド
ある日、ネコ専務の姪であるネコシンガ
ーをボーカルとして、ネコ専務・ネコ
住職・ネコ博士との4人組で、ヘビメタ
バンドを結成することになった。

ネコ専務はドラムス、ネコ住職はギター、
ネコ博士はベースを担当する。

作曲するのはネコシンガーだが、歌詞は
ネコ住職が書き、「仏教ヘビメタ」と
してブレークすることを狙っているの
だった。

その歌詞の一部を紹介しよう。

「悟るが早いか、おだぶつが先か、
 ネコの一生、そのレースだぜ!
 
 おだぶつの後に悟れるかも?でも
 その前に悟っちまえばこの世は天国!
 
 気楽・快楽 慈悲と知恵
 だからネコはやめられない
 ニャーン、ニャーン、ニャーン」



・・・さて、ネコ専務はこのバンドの
名前を考えた。
何かバンドらしい英語名を、という
ことで、

★「コズミック・ライオン」
        (宇宙のライオン)
★「トロピカル・ペンギンズ」  
        (熱帯のペンギンたち)
★「キューバン・フォックス」
        (キューバのキツネ)

の3つを考えたのだが、それに対して
ネコ博士はもっともな文句をつけた。

「なんでライオンとかペンギンとか
 キツネなんだ?オレたちはネコなん
 だから、ネコズでいいじゃないか」

・・こうしてバンド名は、「ネコズ」
に決まったのであった。

 


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