Sleeping baby ~眠り姫~


「兄ちゃん…


 本当に?」



ヒカルは以外と疑り深かった。



『う、うん』



ちょっと兄ちゃん…


動揺してるんじゃないの?



「本当の本当に?」



『う、…うん』



そのアヤシイ間は何なんだ。


もし兄ちゃんが無理して言ってるなら、同情して言ってるなら、こんなに悲しい事は無い…。



いや、妹に性欲満々でも困るんだけども。



そんな飢えた男子中学生柔道部みたいな感じでも困るんだけど…


ヒカルは思いっきり男子中学生柔道部を間違った目で見ていた。



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