【短編】私の執事は彼氏様!?
なっ?!
これが、男の本性ってやつなの?
ちょっぴり、怖かった……。
けど、
キスは
嫌じゃなかったな。
「ねぇ?」
私はベットの近くにおかれている椅子に座って言う。
「なんだ?」
輝が私に近づきながらいった。
「あのさ……もう一回、キス……して?」
そう言うと、輝はニヤリと笑って顔を近づけてくる。
「もしかして、キスにハマった?」
「なっ?! そ、そう言うわけじゃない!!」
「ふぅ~ん、まぁ、いいや。じゃ、いままでのとは違うキスをしてあげよう」
違うキス?
なんだろ?
私はまたも意味がわからなかった。
「じゃあ、いきます」
私は頷く。
そして、目を閉じた。
輝の唇が触れるのがわかる。
問題はそのあとだった。
輝の舌が私の口の中に侵入してきた。
えっ?
な、なに?!
「ん……あっ……!」
息が苦しい!