【短編】私の執事は彼氏様!?
消えない孤独
私はその日、ひとまずそこで休む事になった。
「光、私は元気よ。だから、探しに行きましょ」
そう言ったのに、光は
「ふ~ん、そうなんだ。じゃあ、おやすみ」
そう言って、私を部屋において別の部屋に行ってしまった。
「ハァ~……」
輝……何で、逃げちゃったんだろ?
私の事嫌いになちゃったのかな?
それとも、ただ避けてるだけ??
嫌いになって欲しくない…………。
けど、あんな事言ったんだもん……
「嫌いになるよね…………」
私はその部屋に置かれたシンプルなソファーによこになった。
すると…………
「……輝の匂いがする…………」
輝、ここで寝てたんだ……。
って言うか、光がわざとここにしたんだろうな……私を……。
でも、落ち着く……。
「……て、る…会いたい、よぉ…………」
落ち着いたら、涙が出てきた。
私は辺りを見てみた。
すると、もうだんだん暗くなっていた。
「輝、輝! 暗くなる……暗くなちゃうよ! 寝るまで一緒にいてくれなきゃ、寝れないよぉ! 暗いの嫌い!! 嫌だ!!」
私は叫びながら泣く。
すると、部屋に光が入ってきた。
そして、わたしにちかづいてくる。
「大丈ぶ「来ないで!!!!」
私はなぜかそう叫んでいた。