山ほど愛してる
学食で私は由佳に相談した。
由佳は昔から晃平とは近所で仲良しだった。
家も道路を挟んで前とかなり近かった。
そのうえ、仲がよかった。
だから相談する。
私が晃平の存在を知ったのは小学3年生の由佳の家に遊びに行ったとき。
そのときから出会ってはいたんだけど・・・
「由佳。ぅち。ぅちね。晃平が・・・すきかも?かも?」
「どうしたの??いきなり」
やっぱりそうだよね。心配されるよね。
「んまぁ。聖奈がすきって決めたのならすきでいいんじゃないかな?私が聖奈にどうこうしろってできないしさ。」
そうだよね!!私は開き直っていた。
やっぱりすきなのかも。でも・・・まだよくわかんない。
晃平は好きになろう。だけど、もうちょっと晃平のことよく知っておかなきゃ。晃平だってあんまり話したこともないし関わったことも全然ないからそれなりにがんばらなきゃ!!
私はいろいろ決意した。
晃平を好きになる。
もう諦めない。
一途でいる。(途中こけてしまうかも知れないど)
晃平の一番になる。
晃平と結婚したい。
子供もほしいな。
晃平と死ぬまで一緒。

私は決意した。晃平が好き。それ以外に何もない。
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