近くて遠い距離
翼くんは何も訊かなかった。
ただ傍にいてくれる。
それが凄く嬉しかった。
電車に乗っている間も、楽しい話で笑わせてくれた。
結局、心配症の翼くんは家まで送り届けてくれた。
翼くんには借りがいっぱいだ。
いつか返せる時が来るんだろうか。
「じゃあ、また明日」
「ありがとう、翼くん」
「イイってば。じゃあな!」
家に帰ると携帯に彩からの着信が沢山あった。
ずっとマナーモードにしてて気付かなかったんだ。
いつまでも出ない私に諦めたのか、メールも来ていた。
ただ傍にいてくれる。
それが凄く嬉しかった。
電車に乗っている間も、楽しい話で笑わせてくれた。
結局、心配症の翼くんは家まで送り届けてくれた。
翼くんには借りがいっぱいだ。
いつか返せる時が来るんだろうか。
「じゃあ、また明日」
「ありがとう、翼くん」
「イイってば。じゃあな!」
家に帰ると携帯に彩からの着信が沢山あった。
ずっとマナーモードにしてて気付かなかったんだ。
いつまでも出ない私に諦めたのか、メールも来ていた。