Amour et le Futur
全ての支度が終わって、二家族でご飯を食べに某レストランへ行った。

レストランを出たら、お母さんお父さんとしばらく会えない。

やっぱり淋しい。



レストランで二家族でご飯を食べるのは、どちらかの親が公演やらレコーディングやらで行くときが多い。

だから、私にとっては淋しい行動なんだ。



皆でレストランを出た。

ちょっと感傷に浸ってたら、そんな気持ちを知ってか知らずか、春樹がいきなり頭を撫でてきた。


「…ふぇ!?」


小声で叫んだ私を見て、勝ち誇ったように笑う春樹がいた。

いくらなんでも、いきなり過ぎだ!!

でも、ま、春樹もなんども経験してるから…。

さすがに今の気持ちも分かるか…。
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