Amour et le Futur
「そういうことなら…。

学祭の件、分かりました。

それと、やっぱり俺、留学します。

そんな風に俺らのこと考えてくれていたなら…。

それに、知らない土地で一人で生活してみたいし。」


春樹はキッパリと言った。




「OK。

じゃあ、ちょっとご両親もいるし話し合いましょう。

由紀ちゃんはまだ進路は悩んでいいし。

ただ、学祭の件は…分かったわね?」


九重さんに言われてしまった…。


「分かりました…。

学祭は諦めます…。それと、今すぐには考えてないので…。

進路は考えておきます…。」


私は半分ショックで呆然としながら言った。
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