Amour et le Futur
ビックリして飛び起きたら、苦笑した春樹がいた。


「どんだけ寝てんだよ。

クッション抱き締めて、泣き跡つけて、さ。


「えっ!?

な…泣いてなんかないし!!」


動揺を隠せなかったけど、私はとりあえず強がった。


「強がったって分かるから。

それくらいが分からないほど他人じゃないだろ?」


くしゃ、っと私の頭を撫でながら春樹は言った。
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