Amour et le Futur
「あ、ヤバい。

時間だ。」


そう言って私はバタバタと支度をし始めた。

そろそろ期末の2週間前ということもあり、勉強会をしようとなったのだ。




「あぁ、響ちゃんに見てもらうのか。」


春樹に言われる。

やっぱりというか、流石に付き合いあいが長いから…。

勉強が苦手なことは知っていたか…。




「うん。

だから、今日は美弥の家で勉強会。

あと、お母さんと話すネタの相談にものってもらってくる。」


そう春樹に言った。


「おばさーん!

美弥の家に行ってきまーす!!」

おばさんに声を元気にかけてから、私は家を出て自転車に乗った。
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