私の生徒は俺様男子!
―ガチャ
「失礼します。」
校長と目が合う。
「あ、もしかして君が浅野先生の娘さん?」
校長はゆったりとした椅子に座っまま、にっこりと微笑んだ。
…優しそうだな。
「はい!浅野由梨です。よろしくお願いします。」
「いやぁ…こちらこそよろしくだ。本当に助かるよ。どんどん先生方が辞めていってしまうから…」
…え?
校長はハハハと笑うと
次に衝撃的な一言をさらりとぶっ放した。
「生徒達があまりに不良で―」
…あれ?
聞いてた話と違うような…。