Sweetな恋

スタッスタッスタッ

今廊下をゆっくり、ゆっくり、

時間稼ぎながら歩いてます････

なんたって････教室に戻るとそこは地獄ですからね････

先生マジギレですよ。

だって･････先生、ちょっと授業サボっただけで、

すぐ怒るもん!

うざいうざい。マジうざい!

「あッ････」

「あぁ･･･」

亮介ぢゃん。

「なな････何や?」

「何って!あんたこそ!」

「俺は別に････何もない。」

「そッそっ!なら私、屋上行くから!」

別に、行かないけど････

「待て!俺も行く!ちょっと付き合え!」

「ぉぇ!?ちょっ!亮介!!」

「うるさいなぁ!しゃべるなや!先生気づかれたらどないすんや!」

知りませんよ。そんなこと････････

って言う前に、どんどん足は進んでいって･･･････

気づくと屋上にいた･･･････････


バサッ


コンクリートの上に、勢いよく寝転がって、

大きく空を仰いだ。

（正直痛かったよ････）

「んぅ!!!!!!気持ちえぇなぁ!」

「･････うん････」

「どした?俺がおるから、嫌か?」

「ううん････」

なんか････････

悪いな･･･････････

亮介って････うざいけど････優しくて･･･････

憎めないっていうか････ね?

かっこいいし･･････････････

正直幸せかも･･････････････････