同居人はお隣さんっ!?
冷蔵庫に目を向ける。
んー…。
なんだか開けてみたくなってきた。
そっと冷蔵庫に近寄る…。
ダメだよね…やっぱ…。
そう思いつつも、興味が大きすぎたせいか、体が勝手に動いてしまう。
パカッ…。
冷蔵庫に明かりがともる。
後少しで見える。
ぬおぉおぉぉおぉぉぉおー…。
みっ見え…。
キーンゴーンガーンこーン…
キーンゴーンガーンコーン…
見える寸前でちょうど鐘がなった。
やべっ。予鈴だ!
入学早々遅刻ゎやばいって!
パッと後ろを向くと、壊れそうな古びた扉があった。
ダッシュで扉を開け、出てすぐ隣にあった階段を駆け下り始めた。
冷蔵庫のことをすっかり忘れて。