同居人はお隣さんっ!?


そういってその場から動き始めたのはいいが…。

制服とかはー…?どこにあるんだろう?
だって、なかったら行けない…よね?

そう思いふと周りを見渡すと机の上に置いてある段ボール箱に目が止まった。


あ…。そいやぁ…さっきの紙に制服がなんとかって書いてあった気が…。
確かめようと紙を探し始めた。

ん…?紙って…。さっき…。

はっとして足下をみると、そこには粉々に破かれた紙くずが落ちていた。

「誰だよ、破いた奴!?」

「…ってうちだろっ!!」


っなんてノリつっこみしてる場合じゃない。


あわてて段ボール箱に駆けより力任せに段ボール箱をあける…。

そこから顔を出したのはいくつかの種類の制服。

は…?どれが本物?


なんて考えている暇はなく、端に折り畳んで入っている一枚の紙を手にした。


うちのバカ親はどうして手紙をこんなにも沢山そえるんだ。
どうせなら一枚にまとめればいいのに。

と思いつつ、紙を開く。
< 6 / 15 >

この作品をシェア

pagetop