同居人はお隣さんっ!?
そういってその場から動き始めたのはいいが…。
制服とかはー…?どこにあるんだろう?
だって、なかったら行けない…よね?
そう思いふと周りを見渡すと机の上に置いてある段ボール箱に目が止まった。
あ…。そいやぁ…さっきの紙に制服がなんとかって書いてあった気が…。
確かめようと紙を探し始めた。
ん…?紙って…。さっき…。
はっとして足下をみると、そこには粉々に破かれた紙くずが落ちていた。
「誰だよ、破いた奴!?」
「…ってうちだろっ!!」
っなんてノリつっこみしてる場合じゃない。
あわてて段ボール箱に駆けより力任せに段ボール箱をあける…。
そこから顔を出したのはいくつかの種類の制服。
は…?どれが本物?
なんて考えている暇はなく、端に折り畳んで入っている一枚の紙を手にした。
うちのバカ親はどうして手紙をこんなにも沢山そえるんだ。
どうせなら一枚にまとめればいいのに。
と思いつつ、紙を開く。