君、依存



 熱い吐息が零れて

 まだ閉じている瞼に
 珪の唇が触れる

 「那香……。
 ………愛してる」

 胸が締め付けられた
 気持ち良い、
 龍とは違った愛

 珪からの本当の愛に
 私は温かい涙がでた



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