君、依存
日曜日の午前
インターホンが鳴った
「…はい」
外には大人びた美裕が居た
美裕とは時々電話で話したり
連絡をとってたけど…
姿を見たのは久々だった
「…美裕!」
「久しぶりー那香!」
「どうしたの!?」
「今日はちょっとねー
プレゼントを持って来たんだ」
「プレゼント?」
美裕は鞄の中をあさり
まとめてとじられた
沢山の紙を取り出した
「…これ、何?」
私は表紙をあける様に
指示されて
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