君、依存




 「この署名、校長に提示したら
 許可してくれたよ…
 準備できたら、いつでも
 学校来ていいって。
 もちろん珪もね」

 珪とまた学校に通える…

 それがどれだけ幸せか

 珪に触れて恋をして
 話して愛される

 それがどれだけ幸せな事か

 会えなくなって
 痛い程分かった

 この数ヶ月…
 会えなくて辛くて
 けど、私には分かった。

 前まで龍に依存してきたけど
 
 私は、珪に…


 「依存」という名の
 「恋」をしているんだ。




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