君、依存



 「龍……」

 「だから、…だから……っ

 本当、ありがとうな…?」

 受話器越しに分かる龍の涙

 「…うん。」

 龍と出会って依存した事
 後悔はしてなかった

 そのおかげで私は
 珪と愛しあえたんだから…

 私こそ、ありがとう龍…。

 「ねぇ、龍…?」

 「ん…?」


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