ただ、あなたが好きでした
謝っても謝っても俺はまだ謝り足りないと感じていた。


サキは自分を追い詰めていた。


飛び降りようとしだした。


サキの家は6階まであるマンションだったので

落ちたら死は免れない状況だった。

本当に死んで欲しく無かったから

その場にあったカミソリで

「俺が守るって証明するために、覚悟の証として、腕切るで」

って言ったらサキは泣きながら「嫌や」

って必死になって俺を止めてくれていた。

ちょっと前に自分が死のうとしていたのに。

本当に大好きだなって深く思った瞬間だった。


落ち着いてきたかなって思い始めてかきた矢先に

サキは部活を辞めた。
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