殺し屋:黒兎
近道をしようと裏路地を通ったとき…。


「ねぇねぇ君っ。可愛いねぇ!」

「……何。」


茶髪の男に、話しかけられる。


殺気は全くないから、危害を加えようとしているわけではないわね。


「俺とイイコトしない?」

「…どいてくれないかしら?邪魔。」

「強がってるところも可愛いねぇ!ちょっとだからさぁ。」

「……。…どいてって言ってるのよ。」


パチンッ


男の頬を、思いっきり叩く。




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