殺し屋:黒兎
【三人称】※ここからは三人称で語らせてもらいます。


「私達がリズムを刻む。さぁ、踊れ、踊れ、踊れ!」


二人は手に持っていた銀に輝くナイフを、葵の頭部目掛けて投げた…。


「当たらないわよ。」


葵は、それを軽々とよける。


「…ダンスはこれからだ。」


恋と玲は、さらに懐からナイフを数本取り出し、正確に葵を狙って放つ。


「……だから、当たらないわよ!」


葵は、そのナイフを全てよけ、最後の一本を短剣で弾いた。


「…余裕そうだね、葵。」


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