殺し屋:黒兎

「ありがとう。褒め言葉として受け取っておくわ。」


恋、玲はどんどんナイフの数を増やしていく。


一体、どれほどの量のナイフを隠し持っているのか。


「っ…!……。」


一本のナイフが、葵の腕を掠める。


「…どうしたの。疲れちゃった?」

「…ちょっと、疲れたわ。だって貴方達、一方的過ぎるんですもの。」


と、全く疲れていないような顔で言う。


「あは♪言い訳?」

「…今度は、私から行くわ…。」



< 125 / 231 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop