殺し屋:黒兎
「……………ハァイ……。だーれ……?」
「恋と玲……だよ。」
「あらぁ、恋ちゃんと玲くん……。どうしたのぅ……?」
「ちょっと、入ってもいいか?」
「ええ、いいわよぅ……。」
扉を開けると、部屋の中も真っ暗。
2人は闇夜に目が利くから問題はないが、普通の一般人には何も見えない暗闇だ。
「久しぶりねぇ……。電気、つけたほうがいいかしらぁ……?」
「えっと……そうしてもらえると助かる、かな。」
「いいわよぅ……パチッとな……。」
すぐに部屋が明るくなる。
一瞬にして明るくなってしまったので、恋たちはあまりの眩しさに目を瞑った。