殺し屋:黒兎

「俺と冴で葵を警護するから。お前も気をつけろよ。」

「…くす。私は警護なんてなくてもいいわよ。」

「確かに冴達より葵の方が強いけどぉ。一人じゃ出来ないこともあるでしょぉ?それを冴達がカバーするの。」

「……ありがとう、冴、雛。」


冴と雛は心を許せる数少ないDollの社員。


二人、Dollではいつも機械を弄っているコンピューター班だけど、Dollの警護班にも所属しているの。


その上指揮官だかなんかですごく強いのよ。


「じゃあ今日はこれで解散~~。また明日ね、葵ぃ。」

「気をつけて帰れよー。」

「えぇ。…あ、これ教室の鍵。職員室に返しといて。」

「了解でーす。」

< 31 / 231 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop