殺し屋:黒兎
「俺と冴で葵を警護するから。お前も気をつけろよ。」
「…くす。私は警護なんてなくてもいいわよ。」
「確かに冴達より葵の方が強いけどぉ。一人じゃ出来ないこともあるでしょぉ?それを冴達がカバーするの。」
「……ありがとう、冴、雛。」
冴と雛は心を許せる数少ないDollの社員。
二人、Dollではいつも機械を弄っているコンピューター班だけど、Dollの警護班にも所属しているの。
その上指揮官だかなんかですごく強いのよ。
「じゃあ今日はこれで解散~~。また明日ね、葵ぃ。」
「気をつけて帰れよー。」
「えぇ。…あ、これ教室の鍵。職員室に返しといて。」
「了解でーす。」